池中先生が南ア・モザンビークでのサンプリングを行いました

 

池中先生が南アフリカ・モザンビークでのサンプリングを行いました。

以下に報告書を載せました。

【海外出張報告】

南アフリカ~モザンビークでの試料採集

 

池中良徳

渡航期間:2013118日~18

渡航地域:南アフリカ~モザンビーク

1:調査地域であるPongola川流域とMaputo

出張報告

2013年度2回目のアフリカ出張です。今回は、南アフリカでカウンターパートのDr. Wynandと合流した後、Pongola川流域で試料採集をしつつ、モザンビークに入国し河口のMaputo湾で海生生物を集めるのがミッションでした。Pongola川流域は、マラリア等の感染症を予防するため、多量の農薬が散布されている地域で、その環境負荷量や希少生物への影響が懸念されています。

これまで南アは数度訪れたことがありましたが、モザンビークは初めてで、期待半分、不安半分の試料採集でした。

でも、実はその不安が見事に的中!南アからモザンビークに入った途端、道路が写真の様に未整備で、砂丘の上を走る羽目に。。。入国して5分もたたないうちに車が砂丘に埋もれてしまい動けなくなってしまいました。

モザンビークの道路状況といきなり埋もれて、動けなくなった車。。。

結局、目的地までの移動にすごく時間がかかってしまい、本来予定していた半分程度しか試料採取時間が取れませんでした(まあ、フィールド研究では、当たり前のことですが)。

幸い、試料採取自体はうまく行き、狙っていた大型魚類もそこそこの数を集めることが出来たので、良い研究成果が出るのではないかと期待します。

今回得られた魚試料

カウンターパートのDr. Wynand